2013年5月2日木曜日

『はじめてのゲーム理論』

『はじめてのゲーム理論』
川越敏司

数学関係が苦手な人がしばしばお世話になるブルーバックス。
今回はゲーム理論について解説された一冊を紹介したい。

数学が苦手でも、ゲーム理論の考え方は政治や経営などにも影響してくるので、最低限は理解しておくべき分野である。
本書はその基礎から丁寧に解説し、練習問題、そして応用的な要素など、幅広く盛り込んでいるため、初心者にはおすすめ。
ナッシュ均衡に関する交差点の例は非常に分かりやすい。

しかしこの手の理論はいくらでも奥がある。さらに学習を続ける人のための文献リストも活用したい。

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